筋肉は増えたり減ったりの話

先日テレビを見ていたら、たんぱく質の取説という番組がありました。

私も栄養を伝えているのですが、皆さんにぜひ知っておいていただきたいことがあります。

筋肉は1日のうちで増えたり減ったりするのです。

食事からたんぱく質をとると筋肉量は増えますし、食事後3時間すると筋肉は分解されてアミノ酸に変わるので、減り始めます。

このことを知ると、食事は毎回たんぱく質を20グラムとることが大事というのがよくわかります。

まさかね〜増えたり減ったりそんなに忙しくしてるとは思いませんよね〜。

食べない時間が続くのは、睡眠中。だから、朝のたんぱく質の補給が大事なのです。

という、簡単なことでした。

朝は胃腸を休めるから食べない方がいいよと言われたダイエッとして、確かに体重は減りました。

その後に、なんだか太ももが柔らかくなったなあと感じて、そこから2年くらいしたら体温が低くなった体験をしました。

今となっては、「あの時減らしたのは私の筋肉だったんだ〜」という後悔です。ちなみに、しっかりとたんぱく質をとるようになりましたら、すぐに体温は36.度台に上がりました。

筋肉は年齢に応じて、減っていくこと、一日のうちでの増減の仕組みは理解した上で、各種のダイエットを選んで欲しいものです、

なぜかというと、年代によっては一度失った筋肉を再び増やすのが難しい方もいるのを知っているからです。

貯筋は大事です。

今あるものを維持して、さらに増やすのは日々の小さな選択の積み重ねです。

生き生きと暮らすためには健康で動ける体作りを楽しんでもらえるように運動と栄養を伝えています。

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